9月も後半に入り、風が涼しく、ようやく過ごしやすい季節になってきました。
今年の夏は例年以上に暑かった。
おそらく体感気温は42℃以上あるんじゃないかなと思うような毎日でした。
私にとっても今年の夏は例年以上に暑くて長い夏でした。
毎年私の夏は、普段ツアーなどで担当しているアーティストが出演する夏フェスに出向き、
乗り込み映像オペレーションを担当しています。
ひと夏で多くても3、4カ所の夏フェスを担当する程度だったのですが、
今年は稼働が異常に多く、7月中旬~9月中旬までの2ヶ月間で計14回の夏フェスの本番を担当致しました。
同じフェスで複数のアーティストを担当しているということもありますが、何より夏フェスってこんなに沢山開催されているのかということに驚きです。
いわゆる「夏フェス」をどこまでとするか、定義の問題もありますが、AIに聞いても、夏フェスの正確な数を把握することは困難ですと言われてしまうくらいです。
今年私が全国の夏フェス現場を周って感じた事のひとつは、地方の集客力の強さ。
その中でも9月に熊本で行われた「1CHANCE FESTIVAL」というフェスは、人気バンドWANIMAが主催企画しているフェスで、2022年から行われており、WANIMAの呼びかけで毎年豪華なアーティストが出演しています。
今年は2日間で約5万人のお客さんが来場したそうです。
熊本は、キャパが大きい会場がなかったり、集客力が弱いせいか、訪れる機会が少ないですし、Z世代の音楽離れなどと言われている中で、2日間5万人も来場する集客力を目の当たりにして、熊本の音楽熱には驚きました。
私の個人的な感覚では、東京よりもレジャーが少ない地方の方が、こういうフェスなどを開催した時に、人が集まりやすいし、財布の紐も緩くなるのではないでしょうか?
と、ここまで特に夏フェス研究をしたいわけではなかったのですが、、
夏フェス現場は、パフォーマンスを見たことがないアーティストを見れたり、名前は聞いたことあるけど曲は聞いたことないアーティストを見て、新たな発見があったり、毎回それが楽しみのひとつです。
私が行ったどのフェスも人で れかえっており、10代、20代の若者もそれなりにいました。
一昔前は山奥の過酷な環境の中で音楽好きの人しか出向かないハードルの高かった夏フェスも、会場への環境やアクセス網の整備、フードトラックの種類が豊富になったり、暑さを凌げる施設やアイテムが増えたりと、より手軽に楽しめる参加しやすいフェスへと進化して、集客力を上げているのだなと納得しました。
私が今年夏フェスに行っていちばん感動したことは、RIP SLYMEのパフォーマンスが見れたこと。
私が音楽をよく聴いていた2000年代のアーティストで、活動休止やメンバーの脱退などを経て、今年8年振りにオリジナルメンバーでの1年間限定の再始動。
その貴重なパフォーマンスを見ることができました。
余談ですが、20代の同僚はRIP SLYMEの存在も曲も知らないそうです、、
私の世代だったら、一度は耳にしたことがあるアーティストだと思うのですが、私も歳をとり、時代の流れを感じます、、
プライベートでも、子供と沢山お祭りに行ったり、プールに行ったり、例年以上に夏を感じて、夏を堪能することができた2025年の夏でした。
追記:
各夏フェス現場でお世話になった現地映像スタッフの皆様には、ご丁寧に受け入れて頂き、とても仕事がしやすく、大変感謝致します。
ありがとうございました。
佐藤 直哉
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オレンジカラーの小川万理恵です!
佐藤さんブログありがとうございました!
佐藤さんはオレンジカラーにもう15年以上いる大大大ベテランです!
オペも映像も淡々と、大きな失敗や抜けがなく、卒なく物事を進める裏のフィクサーみたいな人です。
普段口数も少なく笑いませんがたまーに笑うと感じが良さそうに見える!
と、佐藤さんの紹介でした!笑